社長COOメッセージ

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社長COOメッセージ

COO Message

社長COOの
鈴木善久です。
私は理系(工学部)出身で、学生時代は航空機用のエンジンを専攻しました。同級生の多くがメーカーや研究開発機関に就職していきましたが、「作るより売る方が性に合う」と路線を変更しました。飛行機が好きで専攻した学科でしたが、エンジニアとして優秀な人材は他にいっぱいいると気付き、であれば自分を活かす道、生きる道は何だろうと考え抜きました。その結果、エンジニアの英知の結集であるこの素晴らしい商品――飛行機――を、それこそ世界中を飛行機で飛びまわって、色んな国へ売り歩いてみたい、という想いが芽生えました。そして「総合商社で航空ビジネス」という選択となったのです。
振り返ってみると、
この決断は大正解
だったと思っています。
当社に入社後は、好きな航空宇宙の知識を生かし、日本では未開拓だった宇宙ビジネスに着目し、当時始まったばかりの衛星打ち上げサービスの外国企業と契約を結ぶなど、新しいことに挑戦してきました。社長COOに就任する前には、伊藤忠アメリカ会社CEO、株式会社ジャムコ社長を経験し、経営者として度重なる困難に直面してきました。そういった困難を乗り越える過程で、「どんな不確実な状況でも成果を出すのが真の経営者である」ということを学びました。
現在の世の中は、
凄まじいスピードで
変化しています。
AIやIoTといった次世代・新技術の活用、ネットとリアルの融合など、「第4次産業革命」とも言われるような大変化が起きています。当社は、日本経済や世界経済の好調さもあり、近年最高益の更新が続いていますが、これから先、同じ好調さを維持できる保証はどこにもありません。当社の目下の命題は、旧態依然とした古いビジネスモデルは早急に「進化」させ、また、衰退していくであろう機能や産業分野の資産は思い切って入れ替えていくということです。「商いの次世代化」を確実に推進することが自身に課せられた使命であると考えています。
商社の使命は、
日本産業界の先兵として「常に一歩先を行き」
「果敢に挑戦し新たな価値を生み出す」ことです。
製造設備もなく、研究開発部門があるわけでもない商社にあるものは「人」のみ。生み出すものは「知恵」と「新たなビジネス」です。特に、総合商社の中でも、当社のDNAは「失敗しないことより、失敗しても起き上がることを良しとする」ことにあります。最初から「これは駄目」「あれは駄目」ではなく、誰にでも挑戦する機会を与え、自分が考えに考え抜いたことであれば、年齢など関係なく失敗を恐れずにチャレンジできる、これが伊藤忠商事のすばらしき伝統です。近江商人・伊藤忠兵衛が峠を越えて「持ち下り」を考案した昔から、民間初の通信衛星を打ち上げた80年代、ファミリーマートに投資した90年代、そして最近ではドールやCITICという中国への大きな投資も、全て総合商社初の事業でした。
学生の皆さん
たった一度きりの人生です。
時代の流れを読み、一歩でも二歩でも先に行き、社会に新しい価値を提供していく。「向う傷を恐れず挑戦する風土」がある当社で、枠にとらわれない自由な発想を用いて挑戦し、次世代の伊藤忠商事を創り上げることを期待しています。