伊藤忠のビジネスモデル

人材育成

総合商社である伊藤忠商事にとって人材は最も大切な資産です。
ビジネスで活躍するグローバル人材をどの様に育てていくのか。
伊藤忠商事が最も力を入れている研修についてご紹介します。

人材育成の基本方針

伊藤忠グループの成長を支えるのは人材です。グループ全体で、個々の適性・キャリアを踏まえ、各々の分野で活躍できる業界のプロ人材を育成します。具体的には、OJT (業務経験付与) を中心として、「評価とフィードバックによる成長意欲醸成」と「研修による知識・スキル習得」で補強することにより、将来のグローバルマネジメント人材を育成します。

グローバルマネジメント人材

研修体系

伊藤忠商事では人事・総務部主催の全社研修として、様々な対象層に必須・選抜・選択型の研修を実施しており、人事・総務部主催の研修の他にも、各カンパニー・総本社職能部による独自研修も実施しています。将来グローバルに活躍するマネジメント人材の育成を補強すべく、数多くの充実した研修を用意しており、一人あたりの社員にかける人材育成費は日本でも有数のレベルとなっています。

若手総合職の育成・研修

伊藤忠商事では8年目までをビジネスリーダーの育成期間と定め、9年目以降グローバルに活躍できるマネジメント人材を育成するために、様々な研修や仕組みを設けています。

若手総合職の育成・研修

代表的な育成・研修制度

内定者研修

伊藤忠商事では、内定者が入社後スムーズに社会人としてのスタートを切れるように各種研修を用意しています。具体的には英語 (TOEIC、SST(スピーキング))、PC (Word、Excel、PowerPoint)、簿記等の研修を基本的に自宅で通信教育や e-learning で取り組んでもらいます。また、ある一定の英語レベルをクリアしている人は非英語言語習得の先取りとして、中国語の学習にも取り組んでもらいます。

新入社員研修

例年、新入社員は総合職が1ヶ月、事務職は2週間程度の全体研修を受けてから配属となります。内容はビジネスパーソンとしての基本動作・マナーの習得に主眼を置き、会社制度・社内ルールの理解から、貿易実務や財務・経理の勉強、グループでのビジネスシミュレーションなど多岐にわたります。新入社員の期間では、その後も何回かフォローアップの機会が設けられ、成長をサポートする仕組みとなっています。

指導社員制度

新入社員には1年間、指導社員と呼ばれる先輩社員が指導にあたります。社会人としての基本動作から伊藤忠パーソンとしての基礎実務等まで新入社員は先輩社員から多くのことを学びます。また、指導社員は指導社員研修を年に数回受けており、指導する上での注意点や心構えを学びます。

キャリアビジョン支援研修

伊藤忠商事では、社員の人材育成サポートの観点からキャリアステージに応じた研修を積極的に推進しています。その一環として、「キャリアビジョンシート」の記入や上司との面談を通して確認した自身の強みや弱みに関し、個々の能力開発に向けた「キャリアビジョン支援研修」を実施しております。選択型研修の一つとして、個人のキャリア・ビジョンや強み・弱みに応じたプログラムを提供しています。100種類以上ある研修の中から、自分のニーズに合ったものを選択し受講することで、スキルアップを目指すことが出来ます。

海外派遣型研修・語学習得支援

伊藤忠商事では、若手社員の英語力及び国際的視野の養成を図る目的で、1999年より他社に先駆けて「短期海外派遣制度」を導入、現在においては中国他新興市場国へ派遣する「若手短期中国語・特殊語学派遣制度」を軸に、将来の各市場スペシャリスト候補の育成を図っています。
また、2015年1月に中国最大のコングロマリットである中国中信集団公司(CITIC)、及び、アジア有数の大手コングロマリットであるチャロン・ポカパン・グループ社(CP)との間で締結した戦略的業務・資本提携を着実に推進するため、“中国語人材”を2017年度末までに約3倍の1,000人に増員することを目指し、2015年度より中国語人材育成に向けた各種施策を強化しています。

  • 若手短期中国語・
    特殊語学派遣制度

    中国語や特殊言語を習得するための支援策として、2010年度に導入されたのが若手短期中国語・特殊語学派遣制度です。入社4年目までに総合職を中国他新興市場国へ派遣することによって、将来の各市場のスペシャリストを育成することを目指しています。

  • 英語・中国語・
    特殊語学習得支援

    伊藤忠商事では、海外出張や海外駐在の要件としてTOEICと英会話の社内基準をクリアする必要があり、昇格条件にもなっています。2013年度から「国内短期集中英語レッスン」を導入し、英語力の習得強化を加速させると共に、2015年度からは、“中国語人材の拡充・強化”に向けて、従来から実施している語学研修などの受講者数増員に加え、新たに社員が自主的に学べるオンライン学習環境を構築、幅広い中国語の習得支援策・教育機会を提供することで中国語人材の早期育成・基礎作りを図っています。

若手職能インターン制度

伊藤忠商事では、グループ連結経営強化の観点から、若手営業社員に社内で一定期間経営管理の業務経験を積ませる「職能インターン制度 (監査・法務・経理)」を 2013 年度から導入、若手社員の段階から事業を管理するために必要となる基礎能力・知識や牽制マインドを習得する事を目指しています。

ひとりの商人、無数の使命