社員インタビュー | 総合職

Interview

住生活カンパニー
瀧本 学

  • 飛躍的に
    成長するために必須なのは
    困難を乗り越えること
    2001年入社
    住生活カンパニー
    生活資材第三部 生活資材第四課
    瀧本 学
    「米国市場を開拓せよ」という
    壮大なミッション
     父に幼い頃から言われていた「これからは、海外を見据えた仕事を目指しなさい」という言葉がずっと頭の片隅にあり、就職活動時には商社や航空会社を志していました。企業の圧迫面接が全盛期だったそのころに、私の話に関心を持ち親身になって耳を傾けてくれる面接官の雰囲気に惹かれ、伊藤忠商事への入社を決めました。
     入社後は生活資材部門に配属され、以来ずっと建材原料/セラミック製品に携わってきました。転機となったのは8年目、アメリカ・シカゴへの駐在です。グループ内の企業で日本のセラミック製造メーカーがあり、その製品をアメリカで販売する担当に選ばれました。シカゴに拠点を置き、五大湖周辺に集積している地元の建機メーカーや自動車部品メーカーを訪ねて販路を拡大するという新規開拓の仕事です。渡米した1年目は2008年のリーマンショックの直後で、米国系の大手自動車会社が相次いで破綻するなど、経済状況が非常に悪い中でのスタートでした。しかし逆境の中でも、アメリカ人のセールスマンを雇用し、アメリカ的価値観を直に学びながら、目標を達成するための行動を起こし続けました。その結果、営業範囲の拡大に成功し、その広がりはやがて米国全土や南米にまで及びました。
    Career Step
    • 2001年

      生活資材・化学品カンパニー 生活資材部門 セラミックス建材部工業素材課に配属。輸入建材原料受渡しを担う。
    • 2004年

      同課にて輸入建材原料営業(輸入内販)を担当。
    • 2008年

      伊藤忠インターナショナル会社・シカゴ事務所にてセラミック鋳物砂米国需要家向け営業を行う。
    • 2016年

      生活資材部門生活資材第三部生活資材第四課にてセメント関連原料輸出営業、新規プロジェクト関連管理を担当。
  • 文化や価値観の違いを認識し、
    受け入れる
     出張中に子供の体調が悪くなった時の心配は常にあったものの、駐在地の治安が良かったことや、車移動で通勤ラッシュがなくなったことなど、意外にもアメリカでの生活は、東京よりも住みやすく感じました。
     苦労したのは文化や価値観です。アメリカの鋳物業界は外国の企業から購入するのではなく、地元・国内でまかなうのが一般的で、ドメスティックな部分に東洋人が営業に行くのは、正直ハードルが高いことのように思いました。そんな状況の中、現地に受け入れてもらうために意識していたことがあります。それは、その地の文化やマインドに最大限の敬意を払い、相手の価値観にできるだけ寄り添った提案を行うこと。また地元のニュースを見て、その町の高速道路料金の値上がりや、身近なスポーツなどについて話すことで、突然来た外国人が物を売って自国に帰るだけではなく、相手の生活を豊かにしたいという自分に課されたミッションの根底にある想いを、行動で示しました。アメリカには7年間駐在しましたが、新規開拓の営業活動に試行錯誤する中で、幅広い物事のとらえ方や相手との価値観の違いを認識し、受け入れることの重要性を認識することができました。
    伊藤忠商事ならではの感度と
    速度で勝負をする
     アメリカにおけるもう一つの貴重な経験は、商社を客観的な視点で見られたことです。グループ内企業のメーカー製品を営業という立場でアメリカの専門商社と取引することによって、お客様が「商社にどのような機能やサービスを求めているか」という視点を学べたのは大きな収穫でした。
     現在担当している新規プロジェクトについては、数多くの関係者と協議を重ね、ゼロから新たな価値を生み出すプロセスに非常にやりがいを感じます。一方、日本のメーカーから建材原料を仕入れ、海外に販売するという伝統的なトレード業務では、契約交渉時における「今日中にこれを決めないといけない」といったスピードと緊張感が醍醐味であり、この仕事の楽しさでもあります。伊藤忠商事では近年、事業投資にもビジネスを広げていますが、トレードによって体得できる商社的なセンスやスピードは、他の領域にも通じるものです。若手にもどんどん経験してもらい、商社マンとしてのスキルを身に着けてもらいたいと思います。
     人が成長するには、困難な体験や修羅場を経験することが必須です。今後もさまざまな仕事を通し、人として、ビジネスパーソンとして成長したい。この強い思いが日々のモチベーションの源泉です。