自分の可能性を広げてくれるのは自分自身の想いだ。

PROFILE

食料カンパニー
食品流通部門
食品開発部 外食流通課

齋藤重光

2002年度入社

あの有名チェーンのメニュー開発にも参画

現在私は、皆さんおなじみのスターバックス様やきちり様といった外食チェーンや病院給食事業者向けに食材を一括納入する取引を担当しています。このビジネスモデルは、コンビニでは一般的だった一括納入モデルを1990年代に伊藤忠が外食チェーン向けに応用したもので、当時としては画期的な仕組みだったことから圧倒的な支持を受けて普及していったものです。一括納入によって現場の作業負担が軽減され、不透明だった原価もクリアーになり、外食チェーンはコア業務であるメニュー開発や出店戦略に集中できるようになりました。何よりも中間流通分野の不透明さをなくしたことで、本当に必要とする食材をしがらみなく入手できるようになったことが、外食チェーンにとっての大きなメリットです。スターバックス様の新商品開発会議に伊藤忠も参画しており、それにふさわしい原材料の提案を求められることもよくあります。そうして開発に携わった新製品が店頭に並ぶとやはり嬉しいですし、自分達の仕事が目に見える形となることにやりがいを感じています。仕事の上で大切にしているのは「情報収集力」「分析力」「企画力」「実行力」の4つの「力」。どれが欠けてもいい仕事はできません。日々の業務を通じて、これらの力をバランスよく磨いていこうと考えています。

CAREER STEP

スピード感覚と誠実さが、マッチングを成功に導く

入社8年目のことです。私のアンテナに、高齢者向け宅配弁当の事業を全国展開している企業が食材調達で困っているという情報が飛び込んできたのです。日替わり弁当ということで多品種少ロットでの食材仕入を必要とするのですが、対応してくれるサプライヤーがなかなか見つからないという課題を抱えているとのことでした。一方で、私には伊藤忠と取引している外食チェーンが自社のセントラルキッチンを活用して新たな販路を開拓していきたいというニーズがあるとの情報も入ってきていました。「これはチャンスだ!」と判断した私は、宅配弁当企業と外食チェーンのマッチングをアレンジ。サプライヤーを求める側と販路を探している側のニーズをうまくマッチングできたおかげで話はとんとん拍子に進みました。食品流通の世界はプレーヤーが非常に多いため、こうしたマッチングのチャンスには常にアンテナを張り巡らせて、敏感に反応しなくてはなりません。スピード感が重要です。そこに仲立ちをする我々が誠実に話を進めることで、マッチングがスムーズに進んでいくわけです。食品流通の世界ならではの醍醐味を味わうことができました。

一日の生活

コアコンピタンスを活かし、次のビジネスモデルの構築に挑む

広告業界を目指していた私が総合商社へと志望を変えたのは、どんなに宣伝がよくても商品自体に魅力がなければ消費者に愛され続けることはできないという事実に気づいたからでした。だからといってメーカー志望に転じなかったのは、幅広い分野の製品づくりに、原材料調達から加工、流通、小売までトータルにビジネスを組み立てられるのが総合商社だと知ったからです。この想いが叶い、まさに思っていたとおりの醍醐味を感じながら仕事に取り組んでいます。我々、伊藤忠の食品流通部隊のコアコンピタンスは言うまでもなくファミリーマートというコンビニチェーンを持っていることです。このビジネスインフラを、コンビニ業界だけにとどまらず、他の業界にも応用することでさらに強みを発揮できるでしょう。例えば人材確保に悩む外食チェーンでは、人件費の適切なコントロールがポイントとなります。それには我々がファミリーマートで培ってきたノウハウが必ず活きるはずです。そうした発想で新しいビジネスの芽を見つけ出し、自ら仕組みを構築していくことが、今後の私のビジョンです。可能性は無限に広がっています。

年に数回程度ではありますが、同期と回るゴルフが最高に楽しいです。同期から他カンパニーの話やプライベートな話など色々聞けて刺激を受けると共に、気持ちも前向きになります。全員それなりにキャリアを重ねてきた今、新人の頃とは違った重みのある付き合いができるようになり、感慨深いです。

ひとりの商人、無数の使命