仕事はやりすぎるくらいがちょうどいい。

PROFILE

IT企画部
※現在は人事・総務部にIT担当者として所属

福田祐也

2006年度入社

伊藤忠の社員と出会った瞬間、入社を決めていた。

就職活動中、私は業種もバラバラ、多種多様な会社を回っていました。普段は目にすることができないオフィスや工場を見学できることが純粋に楽しかったですし、当時は朝から晩まで気になる企業の説明会やセミナーを受けていました。最終的に訪問した会社の数は50社以上。ただ、色々な企業の魅力に触れたせいか、反対に自分が進むべき道を絞れなくなっていました。そんな迷いを一瞬で吹き飛ばしてくれたのが、説明会で出会った伊藤忠の社員。「華やかに見えるかもしれないけど、ブランドとの契約は1年にひとつ取れたら御の字」「めちゃくちゃつらいこともあるけど、仕事が上手くいったら本気で嬉しい」「商社は、人で勝負。商品はないけど、自分の成長次第でどんなビジネスも生みだせる」。その社員は学生を前にしても一切着飾ることなく、仕事の面白いところ、難しいところを目を輝かせながら語ってくれたんです。その姿を見て「この人は本気で仕事をしているんだ」と感じましたし、「僕もこんな人間になりたい」と強い憧れを抱きました。今思えば、ずっと自分が目指すべき未来像を探していただけなのかもしれません。帰り道、伊藤忠を本命にすることを決意していました。

CAREER STEP

本気で向き合っているか。その言葉を胸に進んでいく。

入社2年目に、伊藤忠テクノソリューションズに出向。日々、お客様へのシステム提案に奔走していたのですが、ある程度の経験を積んだことで"慣れ"のようなものが心のどこかに生まれていたのかもしれません。ある日、課長から呼び出しを受け、「細かな見直しをおろそかにするな。お前がここにいる意味は何だ?」と詰め寄られたんです。「この提案の背景はなんだ?」「画面のこの文字の意味は?」「そんなことでお客様に説明できるのか?」という厳しい叱責の裏にあったのは、課長自身が実践していた「どんな仕事にも本気で向き合う」というプロ意識。利用者がどのようにシステムを使うのかを細部に渡って考え抜かなければ、本当の意味での効率化、お客様の"時間"を生みだすようなソリューションを実現することはできませんし、当然 IT のプロフェッショナルとしての存在意義もありません。この瞬間、私は心のなかにある甘えに気づかされましたし、以前にも増してがむしゃらに仕事に打ち込むようになりました。あれから数年が経ちましたが、今でも上司の激励を反芻することがあります。「本気で向き合っているか」。苦しいときほど、この言葉を胸に前進しています。

一日の生活

次世代のスタンダードを、伊藤忠から仕掛けていきたい。

2014年からは「次世代ICT基盤」の活用推進を担当していました。従来、IT部門は導入のみに重点を置いた"守り"の姿勢が強かったのですが、今では"攻め"の姿勢で様々な施策を展開しています。遊び心も取り入れつつ、ツールそのものが「面白そう」「楽しそう」と興味を感じてもらえるような企画も実施しています。特に社内SNSの展開では世代によっては馴染みのない方もいるため、12月に使い方を知ってもらうクリスマスイベントも開催。徐々にヘビーユーザーも増え、現在では「海外駐在員とも連携できるか」「他部署の活用事例も知りたい」といった問合せも頻繁に届くようになりました。今以上に伊藤忠の"強い個"がつながるようになれば、かつては想像もできなかったようなビジネスが生まれる可能性もありますし、社員のちょっとした思いつきから"カンパニー横断プロジェクト"なども夢物語ではなくなります。営業であれ総本社であれ、伊藤忠の仕事に「これで充分」は存在しませんし、どんな仕事もやりすぎるくらいがちょうどいい。現在は人事・総務部内でIT担当者として業務に携わっていますが、今後も斬新な発想でITの力を社内に取り入れ、社員が"創造的な仕事"に専念できるような環境をつくっていきたい。そして、業界でも新しいスタンダードとなるような仕組みを、伊藤忠から仕掛けていければと考えています。

この写真は実務研修で駐在中に旅行した北京郊外の「万里の長城」での写真。中国は歴史が古く、世界遺産も多いので、子供も連れて兵馬俑や黄山など各地の遺産を回りました。まだ小さいので子供たちの記憶に残るかはわからないですが、いつか写真を見ていい思い出になってくれるといいですね。

ひとりの商人、無数の使命