1円の改善から億単位の投資までビジネスのあらゆるステージで活躍していきたい。

PROFILE

情報・通信部門
通信・モバイルビジネス部
通信・モバイルビジネス第三課

井上大輔

2011年度入社

いちばんは、父のやり残した景色を見てみたかったから

もともと父が商社マン。その父は20代後半で商社を辞めて、実家を継いで小さな企業の経営をしていました。そんな父が「商社はいいぞ」「商社で働くことは楽しいぞ」とよく言っていたことを覚えています。商社とはどんな場所なのか、子どもながらに関心がありました。また、父が実家を継ぐことで、やり残した仕事があるのではないか、だとしたらそれは何なのか。父が見ていた景色を知りたいと思ったことがいちばんの理由です。その中でも伊藤忠への入社を決めたのは、世の中を牽引しているビジネスパーソンの力量をはかりたい、という生意気な気持ちで参加した伊藤忠のインターンシップがきっかけでした。期間中ひたすら「野望ありますか?」という質問をぶつけたのですが、一人ひとりが将来の夢や手がけているビジネスを熱く語るさまに大きな魅力を感じました。5年のキャリアを重ねた今でも、その選択は間違っていなかったと感じています。

CAREER STEP

営業の「いろは」だけでない商人としての基礎知識

入社後は希望が通り、情報・通信部門に配属されました。トレーディングだけでなく、多数のグループ会社を持ち、会社の買収も多く手がける部署です。そのため入社当初は現場の営業をしながらも、徹底的に数字を叩き込まれました。日々の実績管理からグループ会社の事業管理、事業買収時の試算に至るまで、会計・税務・ファイナンス等、営業のいろはだけでない商人の基礎知識を固めることができました。変化やスピード感も情報・通信部門の大きな特徴です。2年目には2社ほどの新規ジョイントベンチャー設立にプロジェクトメンバーとして携わったり、グループ会社と共同で買収した海外の関連会社に2ヶ月ほど張り付き、買収後のPAI(Post Acquisition Integration)業務を担当したりと、貴重な経験を積むことができていると実感しています。米国駐在時は日本と海外との違いにも意識が向きました。アメリカの経営者には会計上の利益のみならず、株主価値やキャッシュフローを重視した経営手法が浸透していることに驚きました。担当していた米国のグループ会社についても、これまでの利益目標に加えて運転資金の効率化を通じた株主価値の向上を図っていきましたが、ようやく新人時代から先輩に叩き込まれた”商人の基礎知識”が生きた瞬間だったと思います。

一日の生活

ビジネスのあらゆるステージで

現在は、国内で仕入れた情報・通信機器を主に海外に販売する事業を担当しています。この事業の立ち上げ期はまだ米国におり、その時は米国中の販売候補先を、1社1社インターホンを押していくような営業をするところから始めました。最初はそれこそ右も左もわからず、また米国のお客さんから見ると背も低く比較的童顔の私は、10代の子どもに見えるようで四苦八苦。でも粘り強く営業をしていく中で少しずつ信用を頂き、売上につながった時の喜びは今でも覚えています。そして日本に戻ってからは、人の手で行っている製品検査や出荷等を効率化・最適化・均一化するためのオペレーション運営・改善に取り組んでいます。現場のメンバーと知恵を出し合い、1つでも多くの機器を1秒でも早く1円でも安くオペレーションできるよう日々議論を重ねて試行していく日々です。検討に数か月を要する投資案件と異なり、実施したその日から成果が目に見える今の現場仕事は、またこれまでと違った刺激の連続で、毎日本当に楽しい。伊藤忠には1円でも安く、というオペレーションの現場から億単位の投資案件、はたまた海外での客先開拓等、ビジネスにおけるあらゆるステージに携わることができます。日々新たな挑戦の連続で力不足を感じる局面も少なくありませんが、その分成長できるフィールドを与えてくれることに感謝しています。伊藤忠では年齢に関係なく若手にも積極的にアイデアを出してほしいという空気感が強くあります。思ったことはしっかり周りに発信し、守るのではなく、リスクを取ることを恐れず攻めの人生を突き進んでいきます。

休日は旅行をすることが多いです。駐在していたときも、計画を立てずにいろいろな土地に出かけ、非日常を楽しんでいました。左の写真は、いちばん印象的だったキューバです。

ひとりの商人、無数の使命