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社員インタビュー | 総合職

Interview

エネルギー・
化学品カンパニー


松田 萌香
MOEKA MATSUDA

  • 目に見えないエネルギーに
    どんな価値を付けるか
    人間力が決め手となる商売だから面白い
    2014年入社
    エネルギー・化学品カンパニー原籍
    現 統合RM部 事業管理統轄室(UTR)
    松田 萌香MOEKA MATSUDA
    円滑にプロジェクトを推進するには
    助けを求めることも責任感の発露

    エネルギーからアパレルまで取り扱う分野が幅広く、商流の川上から川下まで担える商社なら自分らしく活躍できる場所があるのではないかと考え、総合商社を志望しました。中でも伊藤忠商事を選んだのは、エントリーシート(ES)だけではなく私という人間に興味を持ってくれたからです。

    面接で最近読んだ本を聞かれた際、隣の学生は経済学の本を挙げ、私はフィンランドの童話の名前を挙げました。この質問には無限の回答があり、エントリーシートに沿って話を進める面接官ならタイトルだけで判断し、次の話題に進んだかもしれません。しかし、当社は私がその本の名前を挙げた理由を深堀して聞いてくれました。学生の回答に理由を求めるのは、その答えに至った背景、その人の生きざまを知るためだと思います。私は大学時代にイギリスへ留学していて、経由地のフィンランドを回るのも好きでした。面接ではその本をきっかけに留学先での経験から自分が学んだことを伝えることができましたし、面接官が私という人間に興味を持って自分の言葉で話してくれるため会話のキャッチボールも楽しく、「ここなら自分らしく働けそうだ」と感じ入社を決めました。

    入社後はエネルギー・化学品カンパニーへ配属となり、5年間にわたりLPガスの三国間トレーディングに従事しました。中東諸国や米国で生産されたLPガスを国内外の石油会社へ供給・販売し、日本だけではなくアジア諸国を始めとする世界の安定したエネルギー供給に貢献することがミッションです。トレードの金額も大きく課全体で1つの取引を追うため、契約、船舶オペレーション、入出金管理など1人ひとりが責任をもって自分の役割を全うしています。責任という言葉を聞くと「1人で全てやり切る」と受け取る人もいらっしゃると思いますが、円滑にプロジェクトを進めるには積極的に周囲を巻き込んでいき、問題に直面した際に1人で抱え込まず時には周囲に助けを求めることも責任の一つだと学びました。この考え方は、いまも私の指針となっています。

    Career Step
    • 2014年

      エネルギー化学品カンパニー石油LPガス貿易部LPガストレード事業課に配属。計上・決算業務から始まり、受け渡し業務、LPG船舶の運航オペレーション、国内外客先への営業等を行う。この間、中国での語学研修も経験。
    • 2019年

      社内UTR制度にて統合RM部へ異動。リスク統轄室にて全社の市況商品リスク、カントリーリスク、株価リスク管理および制度策定に携わる。
    • 2020年

      事業管理統轄室に異動。各カンパニーの既存投資案件の審査、事業会社の内部統制管理を担当。
  • 人間本位のビジネス
    それがエネルギーを扱う面白さ

    生産国から供給先までLPガスはタンカー船で海上輸送されますが、長い航海の中で時には悪天候で船が遅れることもあり、私が担当した取引においても台風の影響で船の到着が遅れたことがありました。買主と約束している納入期限にコミットすべく、他の客先と交渉し代替カーゴの可能性を探したり、船主と航路や速度について熟考したりするなどチーム一丸となりあらゆる解決策を追求。タイムリミットがある中で、売主・買主・船主という三者の間で折衝し、何とか全員が納得する形にまとめることができました。国も、価値観も、利害関係も異なる複数のパートナーとビジネスを進める上で、自分だけではなく、それぞれの相手の視点からも物事を判断した上で一つにまとめ、ゴールを見つけなければならない。その難しさを知ると同時に、チームで乗り越えた時の喜びにも気付かされました。

    エネルギーは人々の生活に不可欠なものであり、お客様も世界中にいます。海外に近くビジネスの規模も大きいですが、一方で仕事をしていく上で「目に見えにくいモノだからこそ付加価値をどう付けるか」という難しさもあります。商材自体に目に見て分かるオリジナリティを加えることが難しい中で、どうすればお客様に対して伊藤忠商事と取引する付加価値を提供できるのか。そう突き詰めて考えると、我々担当者がいかにお客様と向き合い、世界の流れを捉えた上でお客様に合った的確な提案をできるかが重要となります。こういった人間本位のビジネスをできることが、エネルギーを扱う魅力の一つだと思っています。

    統合RM部で培った総本社職能経験を活かし、
    改めてエネルギービジネスに挑む

    商社といえば伝統的ビジネスとしてトレードがまず思い浮かばれると思いますが、近年では事業投資も大切なビジネス形態として大きく力を入れています。商社パーソンとしてトレードによる収益獲得スキルだけではなく経営感覚も求められており、私は2019年に営業と総本社職能間のインターンシップともいえる「UTR制度※」を活用し統合RM部へ異動しました。1年目はリスク統轄室で市況商品、株価、カントリーリスクのマネジメントに携わり、2年目となる今期は事業管理統轄室で上場審査や撤退判断、会社法に沿った内部統制管理を担当。これまではLPガスという一商品のトレードに専念してきましたが、いまの部署ではカンパニーの枠を超え全社的な視点で多角的に案件を精査します。全社的な観点と現場目線の観点の両方をバランスよく持ち続けることの難しさも学びましたが、自分の分析や考えが部長決裁を経て経営層の判断にも影響を与えるため、この責任の大きさに日々やりがいを感じています。

    この職能経験を終えた後は、将来的にはまたエネルギー・化学品カンパニーに戻る予定です。入社時から所属してきたエネルギー・化学品カンパニーでの経験には大きな思い入れもあり、お世話になった上司や同僚に成長した姿を見せたいです。

    世の中は変化し続け、ビジネスを取り巻く環境やお客様のニーズもどんどん変わっています。統合RM部で養ったバランス感覚を武器に、改めてエネルギービジネスに挑み会社のさらなる成長に貢献したいです。  
     
     
     
    ※UTR(U-Turn Rotation)制度
    原籍変更を行わずに予め定めたUTR期間に亘り原籍が異なる組織に異動し、業務を遂行すること。原籍とは異なる業務経験の付与を通じた、当人のキャリア・見識の拡大を図るもの。