新入社員×指導社員クロストーク
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住生活事業・リスク管理室
(取材当時)2018年入社
総合職【指導社員】島岡 彩奈Ayana Shimaoka
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住生活事業・リスク管理室
2023年入社
総合職【新入社員】坂井 孝太郎Kotaro Sakai
イチから本物の商人を育てる
伊藤忠商事の「指導社員制度」
頼りになる指導社員が居るから
社会人に必要なことを一つずつ学んでいける
頼りになる指導社員が居るから
社会人に必要なことを
一つずつ学んでいける
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指導社員制度については内定をいただいた後に知りました。採用担当の方から「教育制度は万全だよ」と言われ、社会人生活1年目ですが安心できたのを覚えています。入社式を終えると指導社員が新入社員を迎えに来てくれるのですが、私の前にはしばらく誰も現れず、最後の最後に島岡さんが迎えに来てくれた時はホッとしました。
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入社式の後、一緒にフロアを回りながら話したよね。社会人としての1日目、初めて会う先輩に誰もが多少は緊張するだろうけど、坂井さんは初日から覇気のあるはっきりした受け答えをしていて誠実な印象を受けたかな。私は入社6年目で指導社員を務めるのは今回が初めてだけど、坂井さんがやって来るのを私も含めてリスク管理室全体が楽しみにしていましたよ。
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そうしたリスク管理室の雰囲気と、島岡さんが隣の席に居ていつも気さくに話しかけてくれるおかげで、分からないことがあってもすぐに質問できます。ビジネスパーソンとしての基本動作や仕事の進め方、心構え、部署内外での関わり方など、さまざまなことをイチから丁寧に教えてもらっていますし、指導社員制度と島岡さんには本当に感謝しています。
多くの人が携わる商社の仕事には
周囲からサポートしてもらう力も必要
多くの人が携わる
商社の仕事には周囲から
サポートしてもらう力も必要
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私たちが所属しているリスク管理室は、営業部門の事業投資や与信、子会社の管理など内部管理が主な仕事です。みんなで協力しながら仕事を進めなければならず、新入社員が1人で完結できるような仕事はありません。だからこそ、まずは自分が分からないこと、できないことを把握してほしいと考え、仕事を進める際も最初から答えを示すのではなく、坂井さんが一度自分で考えることを意識して指導しました。
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指示の中には回答に辿り着くためのヒントが隠されているので、自分で考えるクセや情報を拾いにいく姿勢が自然と養われたと感じます。社会人に必要な報告・連絡・相談もできるようになりましたし、自分で考えて分からなければ先輩を頼るのも若手の特権だと思えるようになりました。
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伊藤忠商事には毎年優秀な学生が大勢入社してくれますが、学生と社会人では優秀の指標が異なります。どんな時も周囲への感謝を忘れず、相手の立場を考えて動くこと。雑務に思えることも一歩踏み出して取り組んでみること。プライドを一度捨て、分からないことやできないことを認めること。この3点を身に付けるのが社会人としてのスタートラインに立つことだと、私も先輩たちから教わりました。商社の仕事には多くの人が携わっていて、一人では乗り切れない時もあります。でも、この3点を普段から実践できていれば必ず周囲の人たちが助けてくれる。周りを味方につけてサポートしてもらうのも商社パーソンに必要な力なんです。
部署が、会社が
新入社員をあたたかく見守っている
部署が、会社が
新入社員をあたたかく
見守っている
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いまの不安は、2年目になって指導社員がいなくなることです。この1年間いつも島岡さんがフォローしてくれたので「1人でやっていけるだろうか…」と思うことはあります。ただ、自分にできることから少しずつ自立していきたい、という想いもあるので、まずはリスク管理室でしっかり業務を覚え、経理や財務も経験し、ゆくゆくは自分の判断で営業にアドバイスできる存在になりたいです。
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1年目のうちは日々いろいろな業務を捌いて先輩に回して、戻ってきたらまた対応して…の繰り返しです。でも、坂井さんが思っている以上にみんな坂井さんのことをあたたかく見守っているので、安心して一つひとつの仕事に全力で取り組んでください。
それと、この機会に敢えて指摘するなら、早く「脱スーツ」した方が良いですよ。伊藤忠商事は『脱スーツ・デー』が拡大して、月曜以外はカジュアルな服装でOKだから。 -
オフィスカジュアルってどんな服を着れば良いのかわからなくて、スーツを着続けるうちに脱ぐタイミングを失ってしまったんです。
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「この人の服装良いな」と思う先輩に聞いてみれば?
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服装の指導社員を見つければ良いってことですね。
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そんな大げさにしなくても良いと思うけど、それでも良いかな。
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では1年目のうちに服装の指導社員を見つけて、脱スーツもできるように頑張ります!