新入社員クロストーク
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天然ガス事業開発部
LNGトレード課市橋 康暉Koki Ichihashi
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砂糖・コーヒー・乳製品部
乳製品課甲斐 耀Hikari Kai
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IT・デジタル戦略部
DXプロジェクト推進室城所 悠太Yuta Kidokoro
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物流物資部
海運・物資課水間 茉月Matsuki Mizuma
就職活動中に抱いた情熱は、
入社後にどう変わったか
就職活動を経て
なぜ伊藤忠商事への入社を決めたのか
就職活動を経て
なぜ伊藤忠商事への
入社を決めたのか
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大学時代はボート部の漕手として練習に明け暮れていました。寮生活をしながら強豪校に負けないために長い距離を漕ぎ、ボートと向き合い、4年次にはインカレで優勝。そんな環境で4年間を過ごしたので、就活でも「自分が成長できる会社」に惹かれていました。その中で伊藤忠商事を選んだのは、企業として「まっすぐ進んでいく」ことを良しとする姿勢が窺い知れたからです。選考でも面接官の方がこちらの話にじっくり耳を傾けてくれ、掛け合いも心地良く、この会社で多くの人に喜ばれる仕事がしたいと思い食料カンパニーを希望しました。
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私も甲斐さんと同じように大学時代は部活動一本でした。ラクロス部に所属し、1年から3年の夏までは選手として、怪我で選手を引退してからは分析班として活動していました。そのため、就活を本格的にスタートしたのは4年次になってから。当初は金融業界を志望していましたが、さまざまな業界を見て回るうちに商社で働く方が皆さん楽しそうに仕事をしているのが印象に残り、伊藤忠商事に入社しました。配属はエネルギー・化学品カンパニーと食料カンパニーを希望していました。
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私はラクロス部でしたが役割はマネージャーでした。とはいえ中学や高校のように選手のサポートだけではなく、コロナ禍で選手のモチベーションを上げるオンライントレーニングの方法を考えたり、競技への理解を深める勉強会を開催したり、主体的に提案できる役割が気に入っていました。就活でも商社なら事務職、それ以外の業種なら総合職を志望。伊藤忠商事の事務職セミナーを受けた時、先輩たちから「事務職も主体的に働ける」と聞いてからずっと第一志望で、内定をいただいた時は本当に嬉しかったです。
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3人とは少し異なり、私は理系の大学院に進んでAIの研究に励んでいました。研究を続ける中で、研究で開発される技術と世の中で活用されている技術には乖離があると知り、メーカーとエンドユーザーをつなぐ商社に興味を持ちました。数ある商社の中から伊藤忠商事に決めたのは、市橋さんと同じように「人」です。内定者懇親会で同期と会った時に、このメンバーとなら定年まで楽しく働けそうだと思えました。コロナ禍の影響もあり当時は懇親会を行う企業が少なく、それでもヨコのつながりを積極的につくろうとしてくれる会社の姿勢にも惹かれました。
新入社員はどんな仕事に携わり
どのようなギャップを感じたのか
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大学と大学院で行ってきたAI研究の知見を活かし、現在はIT・デジタル戦略部で社内およびグループ会社のDX支援を手掛けています。具体的には、顧客や商談管理アプリの開発、提携作業の自動化など、ITによる業務改善です。実際に働き始めて驚いたのは、伊藤忠商事のセキュリティがとても頑丈なこと。社内では膨大な情報が飛び交い、蓄積されているので当たり前かもしれませんが、強固なセキュリティを遵守しながらDXを進めなければなりません。
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エネルギー部門は取引規模が大きく、若手の裁量権は少ないのではと思っていましたが、その中でも商社パーソンとしての責任感を芽生えさせる業務を任せてくれます。私はLNGトレード課で取引先の与信管理、決算管理業務を担当していますが、LNGは一つの取引が数十~百億円にもなる商材。当然、販売先には細心の注意を払う必要があり、申請書は課内や職能部署からも厳しくチェックされますし、決算への影響も大きいため、それだけ重要な仕事をしているのだと責任感を持って取り組んでいます。
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先輩たちを見ていると本当に知識量に圧倒されます。私は乳製品課でチーズの受け渡し仲介や契約書・在庫の管理を行っていますが、トレーディングする上での経済知識も、チーズの商品知識もまったく足りていないと日々実感しています。いまは仕事に必要な知識をしっかりと身に付け、将来営業として活躍できるよう精進していきたいです。
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私は東北出身で東日本大震災も経験しました。食糧や衣服が不足する日々を過ごし、そんな時に海外から届いた支援物資に感動して多くの人に役立つ仕事がしたいと住生活カンパニーを志望しました。現在はコンクリートの原材料であるセメントの輸出業務に携わっていますが、勤務時間中にも貿易や海運の講座を受けられると知り驚きました。会社が手間をかけて社員を育てようとしてくれるので、成長機会がたくさんあると感じています。
これから成し遂げたいこと
後輩へのメッセージ
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総合職から仕事を巻き取る事務職の先輩や、仕事と育児を両立しながらリーダーを務めている女性社員もいます。産休からの職場復帰支援など福利厚生が充実していますし、目標にしたい、カッコイイ先輩がたくさんいるので、そんな先輩たちと同じようにスキルを高め、仕事とプライベートを両立させたいです。就活は大変なこともありますが、第一志望の企業に出会うと「この会社で働きたい」という想いが募るはず。ひとつひとつの出会いを大切にしながら就活してほしいです。
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目標は就活中から変わっていません。ITを活用して時代の変化に適応し、伊藤忠商事のビジネスの発展に貢献したいです。入社後に頼もしい先輩たちの背中を見ることで、その想いは増しました。就活では面接官に何を伝えるか迷うかもしれません。しかし、まずは自分の長所と短所を把握し、面接官で自分がどういう人間なのかを伝えるべきだと思います。自分の長所ばかり伝えようとすると一方的に話す羽目になるので、対話の場だと忘れずに就活を進めれば自分とマッチする会社が見つかるはずです。
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まずは自分が担当しているLNG、天然ガスという商材の理解を深め、ゆくゆくは船の管理やトレード、事業投資などさまざまなポジションを経験したいです。就活については、よく言われますが「運」と「縁」だと思います。私自身、いろいろな企業を見て、人と会い、就活を進めていく過程で「楽しそうに仕事をしているか」という判断基準ができました。そして、ネガティブなことを伝えても「正直に話してくれて良かった」と手を取ってくれた伊藤忠商事に入社しました。あまり気負わずありのままの姿で就活を頑張ってください。
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伊藤忠商事に入社してから、商社の仕事は想像以上に私たちの生活に密着しているものだと分かりました。だからこそ仕事も毎日の積み重ねが重要となります。日々のちょっとした変化に気付き、顧客の依頼に迅速に対応し、「また一緒に仕事をしたい」と思ってもらえる存在になりたいです。また、市橋さんや城所さんの言う通り就活では変に取り繕う必要はないと思います。自分に自信をもち、自己紹介するくらいのテンションで面接に臨めば自分に合う会社と出会えるはずです。