環境が人を育て
人がビジネスを育てる
- 入社した理由は?
- 扱う分野も商流も広い
そこに商社と自分の可能性を
見出した - 昔から漠然と海外に関わる仕事がしたいと考えており、その上でモノを持たずに世界中と関わっていく商社のビジネスに特に興味を持っていました。商社はアパレルからエネルギーまで取り扱う分野が幅広く、商流の川上から川下までと携わる領域が広い分、自分が挑戦できる可能性の大きさを感じました。数ある商社の中で伊藤忠商事を選んだのは、出会う社員の方々がみなさんイキイキとしていたからです。採⽤⾯接でもエントリーシートや履歴書に書いてある情報だけではなく、私という一人の⼈間に対して興味を持って話を聞いてくれました。⾯接⾃体がとても楽しく純粋にこんな人達と働いてみたいと思ったこと、また比較的社員数も少ない中で若⼿のうちから責任ある業務を任せてもらえるのではないかと考え入社を決めました。
- 仕事で意識していることは?
- 全社的な観点と現場目線の
バランス感覚を忘れないこと - 入社後はエネルギー・化学品カンパニーへ配属となり、5年間にわたりLPガスの三国間トレーディングに従事した後、2019年に営業と総本社職能間のインターンシップともいえる「UTR制度※」を活用し統合RM部へ異動しました。UTR制度の2年目となる今期(2020年12月時点)は、事業管理統轄室で各カンパニーの既存投資案件の審査や事業会社の内部統制管理を担当しています。⾃分の考えや判断が上司の権限を通じて全社の事業投資ポートフォリオに直結するため、伊藤忠グループ全体に影響を与える仕事だと思い、日々の業務に向き合っています。責任のある仕事だからこそ、仕事を⼀⼈だけで抱え込みすぎてしまわないように気を付けています。求められているのは、全社的な観点と現場⽬線の観点を両⽅持ち、会社として最善の選択肢を提案すること。いわばアクセルとブレーキの使い分けを間違えないためにも周囲の意見に耳を傾け、時には助けを求めることも責任感の一つだと考えています。
※UTR(U-Turn Rotation)制度
原籍変更を行わずに予め定めたUTR期間に亘り原籍が異なる組織に異動し、業務を遂行すること。
原籍とは異なる業務経験の付与を通じた、当人のキャリア・見識の拡大を図るもの。
- 今後のビジョンは?
- ニーズを的確に掴み
社会に好影響を与えるビジネスを推進したい - 私は⼊社から今まで周囲の先輩や上司から⼿厚く指導していただき、さまざまな経験を積ませてもらいました。それは単に上司に恵まれただけではなく、年次などに関係なく⾃由闊達なコミュニケーションや、一人ひとりの主体的な発信を推奨する伊藤忠商事の社風があってのものだと思います。入社年次も上がり共に働く後輩も増えてきた中で、自分が先輩方からして頂いたように後輩をサポートしながら、時代の変化に臨機応変に対応し、⾃社だけではなくて取引先や社会に対してもメリットをもたらすビジネスを推進できるような原動力になりたいです。